2025/6/9
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夏肌特有の肌トラブル |
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過剰な皮脂分泌はトラブルのもと 気温や湿度の上昇にともない気になるのが、顔のテカリとべたつき。それもそのはず、夏は冬に比べて約2倍の皮脂量になるとも言われています。過剰な皮脂の分泌は、夏のトラブル肌の最大の要因となります。日々変化する自分の肌をチェックして、コンディションに合わせた正しい対処法で夏肌トラブルを予防しましょう。 高温で湿度の高い夏は汗をかきやすく、肌のテカリや毛穴が目立ってしまう傾向があります。それは体温上昇ににともない皮膚温があがり、その皮膚温を下げるために汗が分泌されて、それに伴い皮膚分泌も増えるためです。必要以上に分泌された皮脂はくすみやたるみ、ニキビを引き起こします。さらに紫外線や空気に皮脂がさらされると、やがて酸化して「過酸化脂質(脂のサビ)という物質に変化します。この過酸化脂質は細胞にダメージを与えます。その結果ターンオーバーが上手く行われず、皮膚の弾力が失われ肌老化を進行させ、シミ、シワなど様々な肌トラブルを引き起こすことがあります。 ただ、適度な分泌は肌にとって必要で、皮脂は外部からの異物の侵入を防いだり、肌からの水分蒸発を抑える大切な役割を果たしているからです。過剰なトラブルを防ぐには、その原因を知り正しいケアをすることがポイントになります。
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