2025/8/18
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リンパ液の流れを知って正しいトリートメントをしましょう! |
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トリートメントに入る前に、リンパ管を開けるテクニックとリンパ液をどの方向に流すのかを確認しましょう。 手順通りだけの施術を卒業すると深い大きな自信に繋がる! ボディマッサージをするうえで意識することは、、、、、まずは ①リンパ管の「フタ」を開ける 皮膚の下を流れるリンパ管には、魚の「エラ」のように閉じたり開いたりする」「フタ」があります。細胞間に溜まった老廃物や余分な水分は、このフタからリンパ管に吸収され、リンパ液の流れに乗ります。リンパ管のフタを開けるのがトリートメントの狙い。デリケートなリンパ管をつぶさないように、てのひら全体を皮膚に密着させて、やさしく皮膚組織を揺らすことで、フタは開きやすくなります。 ※皮膚全体を揺らすことがコツ 皮下組織はゼリー状になっています。皮膚を揺らし、皮膚にシワをつくるようにしてリンパ管のフタを開きやすくしましょう。肌の表面を強くこすったり、指先でリンパ管を押しつぶすのは逆効果です。 ②リンパ節の場所を確認 身体の細胞には「毛細リンパ管」が張り巡らされ、それらが集まって「リンパ管」となります。リンパ管のあちこちには「リンパ節(=リンパ腺)という節目があり、ここで老廃物などで汚れたリンパ液が濾過されます。トリートメントの際は、どのリンパ節に向かってリンパ液を流しているのか確認しましょう。リンパ節をとおったリンパ液は、やがて鎖骨の下の大静脈に合流し、最終的に尿になって体外に排出されます。 リンパ:タンパク質とリンパ球を含む透明の液体 リンパ管:リンパが通る道。草木の根っこのように全身に拾っている リンパ節:リンパ管の途中にある免疫疾患の一つ ![]() (ダニエル・マ―ドン式アロマプレッシャー著書より一部抜粋) リンパ節の位置とそれぞれの役割を理解することで、お客様の悩みに沿って、トリートメントの回数を増やしたりオーダーメイドで結果を出すことができます。日本のサロンではまだまだ、施術の手順回数まで決まった内容で提供することもあり、勤務先では難しいこともあるかもしれませんが、その日のお客さまの身体・心の状態に合わせて提供することが「ホスピタリティ」にも繋がりお客様の感動へ。
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